読者の皆さん、こんにちは。
株式会社ユナイテッドの藤田です。
こちらのブログでは、私が公認会計士及び経営者として経験した事例をもとに、日本の企業をもう一度輝かせるためのさまざまな考察や提案を配信していこうと考えています。
シリーズその①では、課題解決の入り口として、壁打ちコンサルについてご紹介しました。
シリーズその②では、「人材開発」を取り上げ、カウンセリングについてご紹介しました。
そしてシリーズその③では、企業経営において私がとても大事にしている「公」と「私」について解説したいと思います。
まず第1話はなぜ「公」と「私」が大切なのか、概論についてお伝えします。
「公」と「私」の範囲について
まずは、言葉の定義について明確にしたいと思います。私が言うところの「公」とは、国家、社会はもちろんのこと、仲間、自然環境、会社や学校などの組織体を広く含む概念で、いわば「個人の勝手が許されない複数人の集合体」を指します。
例えば英国では、私立学校のことをパブリックスクールと言いますが、これはもともと貴族が自分の子弟を教育するためにお金を出し合って設立した学校で、日本の国公立学校とは意味が違うそうです。私的なお金を「出し合った」ことが「パブリック=公」であり、そこから先は私的な思惑ではなく公的なルールで運営される、これこそが「公」の概念なのです。
なぜ「公」が大切なのか
誰にでも「公」がある
「私」の暴走
社会への適合は、初等教育が大事
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